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酒米からつくるオリジナル日本酒プロジェクト 大人の修学旅行 in 福井県
近年、世界的に人気を博している日本酒。主に、中国やアメリカでは高級な日本酒の輸入が増加傾向にあり注目されている日本文化の一つとなっております。
このように世界に誇れる日本酒文化を、日本の若い世代にも伝えようと立ち上がったのがSAKE JAPAN株式会社。もともとは世界的なイベントの企画プロデュース、演出家として世界を股にかけ活躍しているSTARK クリエイティブオフィスを中心に結成された若きクリエイティブ集団。
しかし、日本国内外と活躍する彼らも2020年コロナが流行しだした頃からはイベント規制や渡航の規制がかかり、打撃を受けることとなりました。同時に、相次ぐ飲食店の閉店でダメージを受けたのが全国各地の酒蔵。
そこで、「新進気鋭のクリエイティブ集団×日本全国の歴史ある酒蔵」で日本酒の魅力を若者世代へ継承するために様々な活動を開始しました。
福井県出身のスタッフを擁するSTARKクリエイティブオフィスと酒蔵がチーム一丸となり臨むプロジェクトが始動。
SAKE JAPAN株式会社はこれまで培ってきたエンタメ戦略を武器に、若者層に向けて「日本酒」の「新発見」を発信しています。
その中に、全国の酒蔵とタイアップし料理とお酒を提供する日本酒パーティー「SAKEPA」というイベントがあります。
これは、なかなか交流がない酒蔵と消費者を繋げ、日本酒の可能性を広げることを目的としています。数ある酒蔵の中から唎酒師や実行委員会メンバーがピックアップしたお酒とお食事の提供をメインコンテンツとして構成し、日本酒の魅力についてインプット、アウトプットできる交流の場になっております。「SAKEPA」は2021年7月7日よりはじまり、直近では2022年5月22日に6回目が開催されました。
6回目でお越しいただいたのは、福井県坂井市丸岡町の久保田酒造から久保田直邦様。
「一筆啓上」「富久駒」「鬼作左」を代表に、多くの銘酒を生み出し、海外からの需要も増加傾向にあるそうです。久保田様はSAKE JAPANが初めて総合プロデュースした柚子梅酒「musubi」を製造販売するなど、所縁ある酒蔵です。30名以上の参加者はそれぞれ日本酒の飲み比べ、料理の話で盛り上がり、大盛況を収めることができました。
酒米からつくるオリジナル日本酒プロジェクト
【プロジェクト概要】
福井県坂井市丸岡町にある「久保田酒造」協力の元、SAKE JAPANオリジナル日本酒を酒米から製造。久保田酒造が保有する田んぼを借り、ライバーやタレントなど若者に田植え体験や、稲刈り体験をしてもらい、実際に日本酒造りに携わることで、日本酒を知っていただくという内容です。
酒米の田植えとライブ配信プラットホーム「ミクチャ」とのタイアップ企画のタイミングを合わせ、福井の観光も兼ねた『大人の修学旅行in福井県』を企画。日本酒に対する固定概念を取り除き、日本酒の美味しさと福井の魅力をSNSなどで発信予定しております。
6月4日(土)
10:00 福井駅集合(送迎バスにてお迎え)
10:30 久保田酒造さま酒蔵見学
11:30 酒米田植え体験
13:30 温泉
14:00 BBQ
18:00 後片付け後、チェックイン
20:00 丸岡城ライトアップ
21:00 温泉宿
6月5日(日)
8:00 朝食(各自)
9:30 宿泊施設チェックアウト
10:00 お猪口作り(金津創作の森)
11:30 金津創作の森出発
12:00 昼食(海鮮丼:東尋坊)
13:30 東尋坊出発
15:00 恐竜博物館
17:00 恐竜博物館出発
17:45 福井駅解散
旅の行程はメインとなる田植え体験の他にも、福井県の魅力がたっぷり詰まったスケジュール。
今回の旅で植えた酒米はプロジェクトのオリジナルの日本酒として製造され販売を予定しております。このように食の製造過程を知ること(トレーサビリティ)ひいては体験することは今話題のSDGsの目標No.12「つくる責任つかう責任」にも深く関係しており、ただ楽しいだけでなく、世界の抱える問題と向き合うきっかけにもなっています。
SAKE JAPAN株式会社という若い企業が福井県の丸岡町と始める第一歩は、日本だけでなく世界的な問題にも向き合った大きな一歩でもあるということです。
また2024年春には兼ねてより計画されていた北陸新幹線 福井・敦賀が開業。東京からも直通で行けるようになり観光でも圧倒的に訪れやすくなります。それに先立って、今回の「大人の修学旅行in福井県」では参加者がSNSで福井県の魅力を発信し、きたる2024年の新幹線開通に伴う観光客誘致に貢献。
今回プロジェクトに協力していただく久保田酒造様をはじめとする地域の皆様とともに地域に活気を、そして将来を担う若い世代に語り継ぐ日本酒文化を繁栄させていきましょう。
「福井から全国へ」そして「日本から世界へ」